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2018年12月12日

「第34回 東海北陸理学療法学術大会」での発表

先日、三重県総合文化センターにて開催された、第34回東海北陸理学療法学術大会にて、『地域から孤立しやすい環境で生活する住民への介護予防の関わりを通して』という題目で、学術発表をさせていただきました。内容は、当施設から車で5分程の所に位置する市営団地での、約1年間の介護予防の活動成果を報告するというものです。

この対象の団地は、近隣に商業施設が少なく、かつ、多くの住民が後期高齢者であるため、いわゆる『買い物難民』の状態や、地域社会からの『孤立』を生じやすい環境に位置しています。町内会の方々や市の高年福祉課の方々、地域包括支援センターの方々とともに、「介護予防教室」を企画し、月に1回、教室を開催しました。多くの住民の方が参加してくださったことで、結果として「下肢機能の向上」と「住民の方々の集いの場への参加人数の向上」という、『介護予防の成果』、『社会とのつながりの強化』の、両側に成果を果たすことができました。

今回の経験を糧に、今後とも近隣地域の住民の皆様に、「介護予防」という面で貢献させていただけたらと考えます。今後とも宜しくお願い致します。

老人保健施設アウン リハビリ科主任 理学療法士 山路 健太

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