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2018年08月09日

リハビリ科にて、毎月恒例の勉強会を行いました

今月の勉強会のテーマは「歩行の神経機構」でした。今回も当施設の職員だけでなく、大雄会病院のリハビリ科の職員も参加し、合同で学びとなりました。

何らかの疾患を抱えたり、加齢による身体への影響が表われ転びやすく、すぐに疲れ、歩くことに課題を持つ方が多くなります。

また、その課題の原因の多くが、筋肉や関節の問題だけでなく、神経の働きの機能不全によるものです。その場合、ただ歩行訓練を行うだけでは問題の解決にならないことが多く、目に見えない「神経」の働きをいかに活性化させるかが、リハビリ効果を出す上で重要となります。

歩く事に必要な身体機能の構成要素に関する研究は進んでおり、これまで知られてなかった神経生理学のメカニズムも、次第に明らかになってきています。今回の勉強会では、最新の神経生理学的知識を学び、それを基にした実技練習を行いました。

今後も、より良いリハビリを法人全体で提供していけるよう、日々研鑚していきたいと思います。

リハビリ科 理学療法士 山路 健太

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